役所広司

ジアン・ユエシュン(姜月晟)

「チーム・ウィングス」隊長を務める日系人。厳しい一面もあるが優しさにあふれ、メンバーを第一に考える頼もしい男。物事に対する決断力があり、チームを精神的に引っ張ってもいる。クライマー界伝説の人物で、「ヒマラヤの鬼」と呼ばれていたが、亡き娘への後悔の念を消すことができず、いつも過去の闇に囚われている。登山家であることを辞めてから、救助隊であるチームを率いて、数々の難しい依頼を成功させてきた。

PROFILE

役所広司

1956年、長崎県出身。
95年に原田眞人監督『KAMIKAZE TAXI』で毎日映画コンクール男優主演賞を受賞。96年『Shall we ダンス?』(周防正行監督)、『眠る男』(小栗康平監督)、『シャブ極道』(細野辰興監督)の3作品で国内主演男優賞を独占。東京国際映画祭主演男優賞を受賞した黒沢清監督の『CURE』(97)、カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した『うなぎ』(97/今村昌平監督)など、国際映画祭への出品作品も多い。2009年『ガマの油』で初監督を務める。12年、紫綬褒章を受章。同年にはNYジャパンソサエティよりCUTABOVE賞、ハワイ国際映画祭からはキャリア功労賞を受賞。17年にはドイツの日本映画祭「ニッポン・コネクション」でニッポン名誉賞、シンガポール国際映画祭でもシネマ・レジェンド賞を受賞するなど、国際的にも高い評価を受ける。近年では『三度目の殺人』(17/是枝裕和監督)、『孤狼の血』(18/白石和彌監督)などに出演。『孤狼の血』においては、97年の『Shall we ダンス?』、98年の『うなぎ』に続き、三度目の日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞受賞、また今年の第13回アジア・フィルム・アワードにおいては最優秀主演男優賞、特別賞 Excellence in Asian Cinema Awardをダブル受賞。20年には小泉堯史監督作品『峠 最後のサムライ』が公開予定。